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油脂検査

基準油脂分析試験法などによる検査

  • 本会は、油脂の検査を行っています。食品及び加工食品中から抽出した油脂についての検査も行っていますが、前処理が必要になります。試料が一般的な油脂の場合には前処理は不要です。きょう雑物などの有無により油脂でも前処理が必要になることがあります。前処理は別料金となっていますので、お問い合わせください。また、一部の油脂一般はアメリカ油化学会(AOCS)法などによる検査も可能ですのでお問い合わせください。
     
  • 本会が実施している油脂関係の試験検査項目です。(試験検査依頼書ダウンロード)

油脂一般

試験検査項目
方法
酸価
基準油脂分析試験法
日本農林規格分析試験法
けん化価
基準油脂分析試験法
不けん化物
基準油脂分析試験法
日本農林規格分析試験法
きょう雑物
基準油脂分析試験法
不溶性不純物
農林水産省畜産部飼料課法
よう素価
基準油脂分析試験法
日本農林規格分析試験法
電位差滴定法
過酸化物価
基準油脂分析試験法
日本農林規格分析試験法
電位差滴定法
アニシジン価
基準油脂分析試験法
カルボニル価
基準油脂分析試験法
アセチル価
基準油脂分析試験法
水酸基価
基準油脂分析試験法
酪酸価
酪酸価・乳製品試験法・注解
比重
基準油脂分析試験法
日本農林規格分析試験法
屈折率
基準油脂分析試験法
日本農林規格分析試験法
融点 (上昇)
基準油脂分析試験法
日本農林規格分析試験法
融点 (透明)
基準油脂分析試験法
曇り点
基準油脂分析試験法
日本農林規格分析試験法
水分
カールフィッシャー法
日本農林規格分析試験法
基準油脂分析試験法
ボーマー数
日本農林規格分析試験法
ガス量
日本農林規格分析試験法
油脂含有率
日本農林規格分析試験法
凝固点
基準油脂分析試験法
動粘度
基準油脂分析試験法 (ウベローデ粘度計)
極性化合物
基準油脂分析試験法
発煙点
基準油脂分析試験法・C.O.C.法
引火点
基準油脂分析試験法・C.O.C.法
重合物
基準油脂分析試験法

脂肪酸

試験検査項目
方法
脂肪酸組成
基準油脂分析試験法
AOCS法 Ce1h-05、Ce1h-07
AOAC法 996.06
脂肪酸定量
飽和脂肪酸含量
不飽和脂肪酸含量
トランス脂肪酸含量
(組成と定量の違いはQ&Aをご覧ください)
(脂肪酸分析については「特色ある試験項目のご案内」でも詳しくご紹介しています)

リン脂質

試験検査項目
方法
リン脂質
比色法 (抽出分解後、比色法により「リン」を求め、リン脂質に換算する方法)

ステロール

試験検査項目
方法
コレステロール
基準油脂分析試験法
厚生省告示第146号
ステロール組成
基準油脂分析試験法
ステロール定量
基準油脂分析試験法
ステロールの試験検査は、コレステロール、ブラシカステロール、カンペステロール、スチグマステロール、シトステロール、イソフコステロール、⊿7-スチグマステノール、アベナステロールを測定しますが、試料によっては1種類のステロール成分のこともあります。(組成と定量の違いはQ&Aをご覧ください。)

酸化安定性

試験検査項目
方法
AOM試験
基準油脂分析試験法 (試験50時間ごとに検査料金がかかります。)
CDM試験(ランシマット)
基準油脂分析試験法

その他油脂試験

試験検査項目
方法
たんぱく質
蛍光光度法 (検出限界1ppm)。油脂から分離したたんぱく質をアルカリでアミノ酸に分解し、OPA誘導体としてその蛍光強度から求める方法です。適用できる油脂に制限がありますので、お問い合わせください。詳細はこちら
3-MCPD脂肪酸エステル
間接法のAOCS Official Method Cd 29c-13(DGF Standard Methods Section C - FatsC-Ⅵ18(10)と同一の試験法)を使用します。食用油脂(こめ油等の植物油脂、魚油、ショートニング、ラード等)を対象としています。マーガリン、バター、調製粉乳等も対応可能ですが、前処理料が別途かかります。
グリシドール脂肪酸エステル
ベンゾ[a]ピレン
(3,4-ベンゾピレン)
HPLC-FL法 (検出限界0.1ng/g)。油脂及び一般食品を対象としています。
多環芳香族炭化水素
(PAHs)    
高速液体クロマトグラフ法
公益財団法人日本食品油脂検査協会
 
〒103-0007
東京都中央区日本橋浜町3-27-8 日本マーガリン会館内
TEL.+81-3-3669-6723
FAX.+81-3-3669-1019

〒530-0041
大阪府大阪市北区天神橋3-8-9 新末広ビル内
TEL.+81-6-6358-6414
FAX.+81-6-6358-6454
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